初心者がバラを育てるには|手入れの仕方が重要

初めてのローズガーデン

育てやすさを重視する

園芸用品

ガーデニングの素材として高い人気を誇っているのがバラです。
バラは「花の女王」と呼ばれ、西洋の園芸家を中心に品種改良がなされてきました。
主に観賞用としての需要が高い植物ですが、精油を採ったり、食用としても商業的に利用されています。
日本にも在来のバラはありましたが、園芸種として認識されるようになったのは明治時代です。
育て方にコツがあるため、始めは華族の庭園を彩る、まさに高嶺の花でした。
昭和に入ると一般家庭でも栽培されるようになり、現代ではガーデニング初心者から上級者まで、各人が育て方を工夫して美しい花を楽しんでいます。
家庭でバラを育てる場合、苗木を購入してくるのが通常です。
園芸種のバラは挿し木で増やしており、ある程度成長した株を植えつけるのが一般的な育て方なのです。
初めてバラの栽培にチャレンジするのであれば対面店舗で購入する方がおすすめです。
その場でスタッフに育て方を相談することができるからです。
水やりの頻度は、適した場所は、鉢植えでも大丈夫かなど基礎的なことを聞いても恥ずかしくはありません。
ホームセンターの店頭では比較的育てやすい品種が並んでいます。
まずは病気に強いバラを育ててみて、慣れてきたら好みの花形、樹形で品種を選びましょう。
ネット販売では珍しい品種を探すこともできます。
つるバラをアーチに仕立てる、大輪咲きを大切に育てる、また1年毎に新たな品種にチャレンジするのもおもしろいでしょう。

鉢植えの場合は特に注意

植物

バラは生命力が高い植物なので、比較的簡単な育て方で花を咲かせます。
しかし生命力が高いということは、地中の水分を吸収する力がそれだけ強いということです。
したがって時々しか水やりをしないという育て方では、枯らしてしまうことがあります。
逆に言えば、地中の水を適度に吸収できる環境にしておけば、バラは枯れることなくスクスクと育つということです。
特に鉢植えの場合は、水を切らさないような育て方をすることが大事です。
鉢の場合、地面と比べると範囲が狭い分、水分を多く保持できないからです。
たっぷりと与えても鉢底から漏れてしまうので、漏れない程度の量をこまめに与えることが肝心です。
とはいえ頻繁に与えていると、水が重力で沈んでいく過程で土も沈み、固まってしまいます。
するとバラの根がスムーズに伸びることができなくなり、生長が阻害されます。
そのため土が固まってきたら、いったんバラ全体を鉢から出し、土をほぐして軟らかくする必要があります。
そして適度に新しい土を混ぜながら、改めて鉢に植えるのです。
またバラは、基本的には日光を好みますが、真夏の直射日光を長時間浴びせておくと枯れやすくなります。
なぜなら日光の熱で、地中の水分はもちろん、バラが吸収した水分も失われやすくなるからです。
そのため日差しが強い日には、鉢ごと日陰に移動させなければなりません。
このように水分を意識した育て方をしていれば、ガーデニングの初心者でも、高確率で美しい花をつけることができます。

土選びと肥料を与える時期

ガーデン

バラの育て方では、土選びと肥料を与えるタイミング選びとが重要です。
というのもバラは本来とても成長しやすい植物で、だからこそ大輪の花を多くつけるのですが、その分水と栄養分とを大量に必要とするからです。
つまり、根がそれらを吸収しやすいような環境を作ってやらなければ、花をしっかりと咲かせなくなるということです。
また、バラは、水はけの良い培養土を使って育てます。
培養土の中には栄養分が通常の土よりも多く入っていて、水を加えるとそれが溶けます。
これによりバラの根は、栄養分を水ごと効率良く吸収できるようになるのです。
そのためバラの栽培では、こまめな水やりは必須となっています。
とはいえ、過剰に水を与えるという育て方では、かえって枯らしてしまいます。
なぜなら培養土のせっかくの栄養分が水によって拡散されてしまう上に、水の多い場所には害虫が集まりやすくなるからです。
そのため水は、土の表面が乾いた時にのみ与えることが大事です。
元気がない時は、栄養不足となっている可能性が高いので、新しい培養土を使って植え替えるか、肥料を与えます。
肥料は液体タイプのものだと、バラの根がよりスムーズに吸収してくれます。
ただし肥料は、冬には元気がなくても与えてはいけません。
冬はバラが、寒さに耐えながら生命を維持しようと頑張る季節です。
この時期に肥料で甘やかす育て方をすると、忍耐力のない弱いバラになってしまうことがあるのです。
そのためバラは冬には厳しく、そして春以降には適度な肥料で成長をサポートするという育て方をする必要があります。

初めてのローズガーデン

園芸用品

育て方を工夫することで、同じバラでも庭の印象は変わります。初心者であればまずは病気に強く、育てやすい品種を選んでみましょう。ホームセンターでも苗木が購入できるので、スタッフに相談しながら選ぶのがコツです。

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華やかな花を楽しもう

庭

バラの育て方の大事なポイントは、良い苗を植えることと適した環境で育てることです。苗は全体的にしっかりしたものを選びましょう。バラの好む環境は、日当たりと風通しと水はけのよい場所です。バラを毎日チェックし、異常があればすぐ対処することが大切です。

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バラの様々な活用方法

花

バラを育てる目的は、何も観賞用だけではありません。ローズヒップと呼ばれる実を使って紅茶を作ったり、花びらをスイーツのアクセントに使うと言った活用方法があります。しっかりとした育て方を心得ていれば、食用に有効活用できるようになります。

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